2008年2月3日日曜日

2008/2/2 丹沢塔ノ岳

明けましておめでとうございます(遅)。

昨年末から1ヶ月も風邪を引きずり、家に引きこもっていたが、なんだか治ったようなので手近なところからボチボチ始めるか、と言うことで丹沢にやってきた。一人で冬山に入るという事なので、まずは夏道で何度も通っているヤビツ峠→三ノ塔→塔ノ岳ルートを登る事にした。

丹沢の山を駅から見た時はそんなに雪が付いていないように見えたが、登山口に立つと結構積もっている。アイゼンを着けるか迷ったが、それほど斜度があるわけではないので、滑ってコケても谷底に落ちる事はないだろうと考え、アイゼンなしで雪上歩行練習をしながら歩き始めた。

しばらく歩くと、360度視界が開ける山稜に到着した。夏とは違い空気が澄んでるのか、いつも見えていたよりも遙かに遠くまで見通せる。あいにく天候は曇りだったが、南の方は大島までくっきり見ることができた。写真は陽光に光る江ノ島沖。カメラの性能(とカメラマン)が悪いので今回の写真では上手く表現できていないが、実際には雲間から弱い太陽の光が所々海に降り注ぎ、海が光り、今すぐにでも神様が天上から降りてくるかのような景色だった。

積雪量も増え、コケたら滑落する可能性がある箇所もチラホラ出てきたので、アイゼンを装着することにした。アイゼンを着けて歩き始めると、風邪で体力が落ちたのか、アイゼンが重いのか、はたまた寒さが体力を奪ったのか分からないが、登りのきつさをいつもより強く感じた。

しかし雪の上をじりじり進み、所々シリセード(注:雪の上をお尻で滑って降りることをシリセードと呼びます。また尻ではなく靴をスキー代わりにして滑り降りるのがグリセード。)したり、雪と枯れ笹のトンネルを匍匐前進したりして楽しく歩いていると三ノ塔に到着した。

三ノ塔からは晴れていれば富士山が見えるはずだが、富士山は雲にすっぽり覆われている。最近丹沢で天気に恵まれないんだよな・・・。

これから目指す塔ノ岳方面を見ると・・・ドンヨリ。今いる場所より暗く曇ってる。行く気がしないな・・・などと心の中で毒づきながらも時計を見ると、まだ朝の9時。

三ノ塔で読書したりしてダラダラ時間を過ごしてから山を下りても良かったが、帰りに大倉バス停の脇にある蕎麦屋に行くことに決めていたので、塔ノ岳に登って大倉尾根を下りないと大倉に行くのが激しく面倒になる。 三ノ塔から直接大倉に下る登山道もあるのだが、個人的にその道は嫌いなのでそこを下りる気にはなれなかった。ま、3時間歩けばちょうど昼。塔ノ岳で昼食にしよう。と決めて再び歩き始めた。

三ノ塔から塔ノ岳まで、アップダウンのある稜線歩きになるが、・・・説明は省略(笑)。カメラで撮った写真を見たら、どれもこれも真っ白で何が何だかよく分からなかったからです。ハハハ。ハァ・・・↓ とにかく3時間歩いた。何がしたかったのかよく分からない写真の一つを一応載せておく。

で、塔ノ岳到着。予想はしていたが眺望はほとんど無い。登っている最中は人に会わなかったが、塔ノ岳の山頂には意外と人がいた。たぶん大倉尾根側から登ってきているのだろう。

しばらくお気に入りの携帯椅子に座ってボーッとしていたが、腹が減っていたので、昼食の調理に取りかかる事にした。調理と言っても煮るだけだが。今日のメニューはキムチリゾット。今まで試したことの無かったメニューだ。グツグツ。

・・・美味い。LAGER キムチリゾット お勧めです。と勧められても、これを読んでいる方は大震災が起こったりしない限り口にすることはないと思うが、フリーズドライ特有の感じが全くしなかった。今度LAGERの他のやつも試してみよ。きっと美味いに違いない。

食べ終わって少しゆっくししていたが、寒すぎるので、さっさと下りて麓の蕎麦屋に向かうことにした。大倉尾根側は山の南面になるので、ほとんど雪が溶けている。泥道で歩きにくかったが、黙々と歩き続け2時間。大倉側の登山口に到着した。

登山口の水道で靴とストックを洗い、バス停前にある蕎麦屋「さか間」に向かった。この店は大倉を通るたびに以前から気になっていた蕎麦屋で、合掌造りの店構えを見るたびに、ここは美味いんじゃないかなと予想していた。

店に入って、丹沢の地酒と天ぷらを頼みまったり飲み始めた。予想通り料理は美味い。蕎麦もニ八蕎麦と田舎蕎麦を半々に盛りつけ、なかなかだ。 蕎麦つゆが下界に比べるとこゆいのは山で疲れた人のためだろうか。嬉しい心遣いだ。

が!寒かった・・・。汗が引き、気化熱で体が冷えていくのと相まって、暖房の利きが悪いのか異常な寒さを感じた。体を温める為に近くにある温泉施設に行き、風呂に入ったが、効き目が無かったようだ。山よりも蕎麦屋が寒いとは体も予想しなかっただろう。また風邪を引いてしまったようだ。帰りの電車では咳が出始めていた・・・。ウガー!